- 全国展開している大型グループ『横浜恋愛グループ』の女性講師にインタビュー!講習員視点のためになるアドバイスもたくさん聞けました!
- ソープやヘルスなど様々な業種を経験してきたえりかさんは、教えることが好きで現在はアドバイザーとして女の子達を育てています。講習を受けるメリットや役立ちネタ大公開!
- えりかさん(37) 2018.02.19
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関内 ファッションヘルス
―「はじ風インタビュー」初!!女性講師のインタビュー
―よろしくお願いいたします。今回は講習員さんのインタビューということで、まずお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?
はい、「えりか」です。
―えりかさんは『横浜恋愛グループ』に所属されてどのくらい経つんでしょうか?
去年の5月から、講習員として所属しています。
―その前は何をされてたんですか?
その前は2年ほど、今から3年ぐらい前にソープとファッションヘルス、デリヘルをやってました。
―もともとプレイヤーなんですね。失礼ですが年齢をお伺いしてもよろしいですか?
駄目です(笑)
―そこをなんとか…、駄目ですね(笑)
そんなことないです(笑)、つい最近37歳になっちゃいました。
―お綺麗ですね!
とんでもございません(笑)
―風俗業界で働き始めたときの業種など
―何歳ぐらいのときに風俗業界で働き出したんですか?
18歳のときです。風俗業種は大体経験してきたんですけど、初めはピンサロですね。
―一番最初はピンクサロンですか。
やっぱり一番近所でもあったし、気軽なイメージではありました。ソープがどういう所か全然知らなかったし、ヘルスがなんなのか知らないけど。元々ピンサロっていう業種は、聞いたことあるみたいな。
―ちょっとこう稼げるイメージとかもやっぱりあって?
やっぱり風俗なんで。
―でもそんなハードな感じはしなかったから、始めたということですね。
―地元札幌での風俗事情
―もともとご出身はどちらなんですか?
私は札幌です。
―札幌地域の風俗はどうなんですか、実際今現在のイメージはヘルスやソープのイメージが強いですが、ピンサロは今は激減したと思いますが?
当時は多かったと思います。今はだいぶ減ったのかな。古かったと思うので。当時働いていたお店は、なくなっちゃったし。激安系です(笑)
―因みにおいくらぐらいなんですか?
30分3900円とか。お客様がお支払いするのはそのぐらいです。
―札幌にいた頃に、デリヘルとかファッションヘルスもされてたんですか?
はい。ファッションヘルスとソープランドが長いですね。
―新技術を求めて脱札幌!横浜まで来た理由
―ソープも北海道でやられていたんですね。
札幌で少しソープで勤めて、他のキャストさんから「マットと言えば横浜」って聞いたんです。
―ハマヘルって呼ばれてますよね。
そうですね。当時すごい変態なキャストさんが横浜から来て(笑)その子と話しているとすごくて。横浜ってすごい所なのかなと思って、横浜にマットを覚えに来ました。
―それはハマヘルの外部講習みたいな感じなんですか?講習員さんが開かれているセミナーに、お金を払って受けに行くみたいな。
いえ、違います。聞いたそのお店に普通に働きに行きました。
―期間を決めて、出稼ぎっていう感じだったんですか?
もう住むぞと思って来たので(笑)それも言ったら「珍しいね」って言われました。
―なるほど(笑)
何も持ってない状態で来て。でも部屋もあるし、「大丈夫だよ」って言われて。まさに、何も持たないで手ぶらで行きました。
―寮もあったと。
―プレイヤーから講習員になったきっかけ
―何年かプレイヤーとして働いて、どうして講習員になったんでしょうか?
やっぱりキャストだった時代が16年ぐらいで長いし。それを生かしていきたいなとは、強く思ってましたから。
―今までお仕事してたことを無駄にしたくないというか。
そうですね、基本的にこの風俗業界のお仕事が好きなので、関わっていきたいなと思いました。講習員という仕事があるんだって知ったときに、是非って思いました。
―なるほど。
元々ダンス教えてたりもするので。人に“モノ”を教える事自体好きなんです。その教えるっていうのと、風俗が合体したのが講習員の仕事だったんですね。
―『横浜恋愛グループ』は数多くのキャストさんがいらっしゃるかと思うんですけど、えりかさんのように講習員になりたいなという人も、けっこういらっしゃるんですか?
うーん、あんまり聞かないですね。みんなどっちかというと、今の目の前の仕事に一生懸命な方ばっかりなので。
―『横浜恋愛グループ』の講師になるまでの流れ
―『横浜恋愛グループ』で講師を始める前は、キャストとしても入ってたんですか?
入ってないです。
―どうして『横浜恋愛グループ』でいきなり講習員として働くことができたんですか?
ネット検索で引っかかった(笑)「講習員募集」で検索で引っかかって。ホームページが、やっぱりしっかりされてて。
―それで「講習員として雇っていただけませんか」ってことで、面接されたんですね。
はい。
―雇用形態的には、正社員という形なんですか、業務委託ですか?
はい。
―技術力アップ!?えりかさんが行ってみたセミナーなど
―えりかさんご自身はキャスト時代に、外部のセミナーとかって受けたことございませんか?
外部のセミナーは、AV男優とかそういうのだったら(笑)
―AV男優?どういったものですか?
なんか「女性はもっと、エッチになったほうがいいよ」みたいな、そういうのとか。オナニーの仕方とかそういうのをAV男優が教えてくれるんです。つい最近も都内でありました。
―そこに参加されて、座学みたいな感じですか?
そうですね。
―結構参加される方は多いんですか?
普通の女性も、実は興味がある方すごい多くて。興味のある方は、結構いらっしゃる。
―そうなんですね。興味はあるけど“イったことのない方”だったりとか。その講座は、お金を払ったりして受けるんですか?
そうです、3000円とかそんなのですけど。
―3000円で、2時間ぐらいやったりとか。
そうですね。女性講習員のセミナーとかそういうのは経験ないです。
―ソープランドのテクニックと言えば…
―さきほどマットの話が出ましたけど、沙也加先生ってご存じですか?
あの川崎のですよね。存じております。
―本、書籍を書いてたりとか、DVDとかもいっぱいあるんですけど、そういうのも何かご覧になったこともあるんですか?
ないんですよね。有名だっていうのは知っています。
―「伝説のソープ嬢」みたいな肩書きがありますよ。
―講習員としての1日のスケジュール
―講習員さんは、基本的な1日のお仕事の流れとかって、どんな感じなんですか?
1日のお仕事の流れは、まず事務所に来て、今日の講習のスケジュールを確認します。『横浜恋愛グループ』は6店舗あるので、歩いて移動します。
―ここら辺は歩いて行ける距離ですよね。講習は、やっぱり毎日されているんですか?
毎日です。今日も3件。いつも大体2~3件で、多いときで4件ぐらい入れてます。
―今日もされたんですね。1時間ぐらい時間をとってやるんですか?
本当はヘルスだと1時間半ぐらい、あと未経験者さんとかだと、2時間はやっぱりかかるし。マットだと3時間かかるときもあるので。
―なかなかハードそうですね!いろいろ技や体の使い方だったりとか。
はい。完全未経験の初心者だと、つるっと落っこちちゃうので。慣れてもらう所から始めるので。講習時間に3時間ぐらい掛かることは、全然ざらにありますね。
―マンツーマンで3時間と。そういうのを何本かやって、終わると夕方だったりとかということもあるんですか?
はい。私は17時に上がります。
―平日土日も関係ないんですか?シフトというか。
土日は基本的に女の子の出る数が多いと思うので。お部屋を講習に当てることが、あまりできない。
―各店舗のどこかの1室で、講習をされるということですね。
そうですね。入店であれば講習しますけどという感じですかね。再講習で入ることは、土日はないです。
―未経験者さんだったら、必ずと言っていいほど、やっぱり講習をするんですか?
はい、必ず受けていただいてます。『横浜恋愛グループ』のお仕事内容を伝えなきゃいけないですから。
―詰め込みすぎず丁寧に!入店前後の再講習について
―再講習もするんですね。女性側からの希望みたいな感じなんですか?
女性キャストさんからの希望もありますし。あとこっちでお客様の声のアンケートを見ながら、「こんな感じのアンケートきてるよ」っていうのは一緒に確認してみたり。「こういうことあったけどどうだったかな」っていうのを、確認させていただいたりします。
―はい。
あと前回お伝えできてなかったことを再講習で伝えます。あまりにも詰め込むのもよくないので。
―そうですね、1回じゃ覚えきれない部分もありますよね。
はい。マットなんかは特に、ちょっとずつ覚えていただきます。マット店だと5回は必ず講習受けてもらってます。
―それは1カ月以内に終わらせる感じなんですか?2カ月とか3カ月掛かってしまう人もいますか?
大体目標は1カ月以内ぐらいに終わらせたいですよね。で、それまたその確認を2カ月後とか3カ月後ぐらい追っていきます。
―やっぱりマットは難しい?実技講習で不安をケア
―チェックみたいな感じなんですね。やっぱりマットって、難しいイメージです。
そうですね、初めての人には難しいかもしれないですね。
―特に『横浜ハッピーマットパラダイス』に勤務する女の子がいると、やはり念入りに講習しますか?
はい、すごく念入りに講習しますね。
―別のお店でマットを経験したことがある女性にも、必ず講習されるんですか?
はい、必ず受けていただいています。やっぱりその子の持ってる技とか流れとか。歴が長い方だったら、それは尊重してますけど。でも「こういうこともあるよ」とか。そういう使い方をしたり、その中でもしかしたら、こういう所であまりよくないかもしれないよっていう提案とかも、あればさせていただきますし。
―女性ならではの観点で、思ったことをストレートに伝えてるんですね。
うん。女性の観点もそうですが、どっちかというと、男性側の観点ですね。こうやったほうが、もしかしたらいいかもよっていうお話はします。
―気になる講習費用と、ほかのお仕事のこと
―『横浜恋愛グループ』は数多くキャストさんがいらっしゃると思うんですけど、講習するときに女性側にお金が掛かったりはしないんですか?
はい、うちはしません。
―無料で講習を受けられるっていうことですね。
はい。
―えりかさんは他に講習以外のお仕事はされてないんですか?
ベリーダンスを教えてます。腰だけは、もう年中振ってますね(笑)
―上手そうです(笑)
―女性講師・女性スタッフを大募集中!大型グループならではの体制
―『恋愛グループ』は全国にお店がありますけど、土浦や札幌に出張はされたりしないんですか?
やっぱり家族がいるので、ちょっと出張はできないんです。グループ系列で教えている別個人の方が地方に行ったりしております。
―『恋愛グループ』横浜エリアでは 、女性講師はえりかさん1人だけですか?
もう一人います。
―えりかさんが難しいときは、もう一人の方が教えたりとか。
初心者講習にもちょっと入ってもらってますね。
―結構講習員さんの求職者が来られるんですね。
はい。更に今「講習員さん」大募集してまして。
―まだまだ「講習員」が足りない感じですか(笑)
大々募集中です。女性の従業員さんも募集してますし。アドバイザーも募集してますし。
―やはりどこも人手不足ですね。
うん。なんかこう、女性ならではの、女性の店舗を作りたいって、オーナーがおっしゃってるぐらい。女性を固めたいみたいです。
―女性スタッフ、女性キャストで、男性は1人もいらないみたいな(笑)
そういう店舗があってもいいんじゃないかっていう考えのある方なので。女性を大募集してるんですね。
―今後そういうお店を開く予定もあるかもしれないんですね。
―講習を受ける女の子に伝えていること
―えりかさんは毎日講習されていると思うんですけど、主にどういうことを女の子に伝えているんですか?ポリシーだったりとか。
そうですね、まずは箱ヘル(ファッションヘルス)なんで。ヘルスっていうのは、法律的にも認められていますし。その辺も説明するときもあります。
―風営法ですか。
主軸になるのは基本プレイが大事なんだよっていうのをお伝えしてます。そこが抜けてしまわないように。基本プレイを徹底していくお話をまずしますね。基本プレイの重要性と、マットならマットをやります。あとは、いろんなお客様の対処方法なんかも、あるあるとかでお話させていただいています。あとはもしお悩みがあれば聞いています。
―えりかさんがこれまでに講習してきた人数
―いろんな女の子に講習されてきたと思うんですけど、今までのべ何人ぐらい講習されているんですか?
何人ぐらいでしょう(笑)私週3で来てるので、単純計算で5月から1日3人ぐらいと考えて、3人×3日=9人、9人×4週=36人。7ヵ月ぐらいで…(笑)
―えーと…36人×7ヵ月=252人。
―キャストの女の子からのお悩み相談
―講師をされてて、女の子からお悩み相談もよくされるかと思うんですけど。よく聞かれることとかないですか?
キャストさんからよく聞かれることは、いっぱいありますけどね。本番強要のかわし方もそうですし。
―そういうときは、どういった説明をされているんですか?
本番を強要されたら、かわいく断る。
―かわいくっていう所が重要ですね(笑)
うん。かわいく断る。本番強要は、彼らにとっては挨拶みたいなものなので、そんなに真面目に受け取らないで。挨拶だと思ってって言ってはいます。
―はい。
ヘルスやってる限り、必ず付きまとうことだと思うので。毎日ありますし(笑)なので、そこはあまり悩まないほうが。かわいくかわいく断り続ける。それでも駄目だったらしょうがない。
―馬耳東風でいいんですよね(笑)
そうです(笑)それでも屈服できるようなフェラとかのテクニックを身に付ければ減っていくはずです。
―技術を向上させたら、本強も少なくなるんじゃないかと。
うん。一発いかせちゃえばなんも言わないと思います(笑)
―おっしゃるとおりです(笑)
―講習受ければ指名がとれるわけじゃない!大事なのはやっぱり基本
―仕事に対して積極的な子も多いと思うんですけど、「指名を取るためにはどうしたらいいか」と相談されたら、えりかさんはどういうふうにアドバイスをしてるんですか?
えーとですね、「指名を取りたい。だから講習入りたい」という方も、前向きでとてもいいと思うんですけど。例えばこの講習を受ければ、指名取れるようになるんじゃないかって思って、講習を受けられるんですよね。
―はい。
やっぱりでも、残念ながらそうではなくて。見習い期間で徹底していただかないと。なんでもそうですよねっていうことと一緒で。
―基本を徹底すると。
基本の徹底していかないと駄目なんだよっていうお話をして。「じゃあ基本的な、こういうときはどうやってるの?」って聞いて。で、足りない所を指摘することとか、大抵いっぱいあるので。
―はい。
彼女が思っているよりあるし、自覚もしてるし。自覚しててもやらない人が多いですね。でも指名を取りたい、みたいな。
―でも普通は誰も言ってくれないですよね。だからそこで、えりかさんがアドバイスしてあげると。
そうですね。
―その機会があるから、やはり講習は大事ですね。
そうですね。いいメンターになれたらなと思います。
―すごい献身的な人じゃないと、「講習員」は出来ないお仕事かなと思います。
―お仕事上での苦労など
―えりかさんの中で、お仕事の中で苦労だったりとかはないですか?
やっぱり100人いれば100人違うので。お客様もそうですけど、キャストさんもそうで。いつも同じ対応できるわけじゃないので。
―はい。
機知に富んだ話ができないといけないですし。いろんな人に合わせてコミュニケーション取らなきゃいけないのは、難しいですよね。
―自分の引き出しを増やさないと。キャラ作りだったりとかも。変えなきゃいけないわけじゃないですか。飽きさせないために1回目と2回目、3回目で雰囲気を変えなきゃいけないですもんね。
そうですね。
―そこら辺って、講習員として教えるの難しい所ですよね。
難しいですよね。そこは工夫してます。
―まあ、一番の気苦労かなという所ですね。
はい。キャストさんの一人一人のニーズに合った講習ができればと思うので。会話の中から、どんなことを悩んでいるのか、引き出せたらなって思って、コミュニケーションをとっています。
―難しいけど、楽しいみたいな。
はい。
―ズバリ!講習員さんのお給料
―講習員のお給料ってどんな感じなんですか?
もうズバリ言うんですか?大体1日2万円と交通費みたいな。
―結構高給ですね。
私、週3なんですよ。でも「週5ぐらいで来れないか」と言われているんですけど。残念ながら、どうしても子供の保育園の関係で来れなくて。
―そうですね。
子供が3歳になったらね。週5ぐらいで入れたらなとは思ってます。
―じゃあ月収でいうと30万弱ぐらいですかね。
2万円×週3日×4=24万円。それと交通費ですね。
―キャスト時代のお給料
―もともとプレイヤーだったということで、当時はすごい稼がれていた方だと思うんですけど。一番多く稼いでいた頃って、どのくらい稼がれていたんですか?
指名はまあ取ってたんですけど。多分そんな稼いでないですよ、月収100万円ぐらいしか稼いでないですよ。
―はい。
なぜなら絶対週3回の10時~16時までって決めてたので。絶対6時間以上は働かない。朝9時からは出勤しない。暗くなる前に帰る(笑)
―プライベートの時間は絶対確保してたんですね。
ていう条件のもとでずっと働いてきたので。すぐ子どもを産んじゃったのもありますし。
―でも、これでもすごいですよね。週3日の昼間勤務で月収100万円。
そうですね、ソープのときなんかギャラも悪くなかったので。
―やっぱりソープのほうが一番稼げました?月間だと指名本数どのくらいとかなんですか?
ソープだとつける本数は少なくなっちゃうので。1日4本がいっぱいかな。
―月間40人弱ぐらいですね。
で、ヘルスだと7人。ちょっと残業できるよってなると10人ぐらいとか。
―そうなんですね。
大体指名で、当時は前日に予約で埋まる時代だったんですよ。なんか時代だったんですかね。みんな前日で埋まってました。
―未経験の女の子に、女性講師目線でのアドバイス
―風俗業界で働いてみたい女の子達って、やっぱり情報がないから、ネットで調べて求人サイトを見て応募してみようかなって思考になると思うんですけど。今までいろんなお店で働かれていたえりかさん観点で、この記事を読んでる子に向けて「こういうお店探しをするといいよ」とか、アドバイスを一言いただけたらなと思います。
お店探しですね。最近はL〇NEもすごいですよね。私そんな時代じゃなかったので。今はL〇NEも頼るし電話も頼るほうですけど。スタッフさんの対応で、ある程度どんな店かなって、分かるんじゃないかなと思います。
―すぐ返事がくるとか、質問に対しての答えがなんかそっけないとか。そういう所で感じ取れるものってありますからね。
はい。そのお返事、スタッフさんの対応を見ていただければ。おのずと分かるかなと思います。
―それがえりかさんからのアドバイスですね。インタビューは以上になります、今日はありがとうございました。
はい、こちらこそありがとうございました。