- 実際にお店で働く、大谷さん(24)に直接インタビュー!
昼職とバランスを取りながらもしっかり目標額に近づきつつある秘訣を聞いてみました! - 高級エステティシャンの雰囲気と子供っぽい笑顔を併せ持つ「大谷」さん、お客様との接し方、指名の秘訣など彼女の努力に学ぶところが沢山ありました!!
- 大谷さん(24) 2015.03.26
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新橋 エステ・マッサージ
―本日は麻布発の出張エステ「アロマイズム」様にお邪魔いたしました。
―よろしくお願いいたします。まずお名前と年齢を教えてください。
大谷です。よろしくお願いします。
はい。よろしくお願いします。
―よろしくお願いします。大谷さん、お年は、おいくつ・・・。
24です。
―ありがとうございます。「アロマイズム」さんに入られて、大体どれぐらいでしょうか?
大体、今年の12月でちょうど3年。
―ベテランさんですね。
そうですね。うふふ
―やっぱりいいお店だから続いちゃうという感じですか?
そうですね 居心地がよくて(笑)
―向こうで、ニコニコこちらをのぞいてる人がいますが・・
店長です(笑)
―お仕事は、大体何時ぐらいから何時ぐらいまでですか?
大体、夜の21時、22時から、4時。ラストまでです。
―朝の・・?
はい。
―大変ですか?
そうですね。朝、2、3時ぐらいがちょっと。
―眠かったり?
そうですね、眠かったりします。
―そうですよね。 でも、それだけしっかり働いてらっしゃると・・
―結構な、もう、あの、お給料になるかと思うんですけど?
そうですね。
―びっくりしちゃうぐらいだったりします?
いや(笑)出る回数がそんなに多くないので。
―1回出勤したら、すぐ予約で埋まっちゃう感じですか?
そんなことないです(笑)
―お昼間は違うお仕事をされてたりしてるんですか?
そうですね。一般の仕事をしています。
―疲れないですか?
つか、まあ正直疲れますね。
―ですよね。
でも、結構、まあ、お店の人いろいろサポートしてくれるので。
―なるほど!じゃなかったら、3年、なかなかね・・
続かないですね。
―ですよね。
はい。
―このお仕事を、始められた、最初のきっかけを教えてもらえますか?
やっぱ、お昼のお給料だけじゃあ、貯金しようかなって思っても、なかなかこう、削って削ってってなると、生活、つらいので。やっぱ、年を重ねていく上で。
―年って、まだ24なのに?
いや、でも、いろいろ心配です、先が。フフフフ。
―アハハハ。本当ですか?
このご時世(笑)
先が心配なので、貯蓄をしたいなと思って、で、将来的に海外に住みたいなと思ってるので。
―ああ、いいですね。
そうですね。そのときのために、こう、若いうちに、体が動くうちに、稼いでおこうと。
―体が動くうちにって、もう24歳で準備始めちゃうんですね。
そうですね。
―じゃあ、自分なりに目標金額みたいなのがあって・・?
一応は決めていますね。
―どんどん近づいてってる感じですか?
そうですね。でも、まだまだです。もっともっと。できれば楽をしたい。
―ハハハ。
老後楽をしたいので。もっと稼ぎたいです。
―いいモチベーションですね。
そうですね。目標があるということが、やる気につながります。
―そうですよね。最初に、お店、面接されるときに、どんな方法で連絡取られたんですか?
あ、メールを、自分でメールをして。
―メール。
で、もうすぐ、お返事が来たので、じゃあいついつに面接の、っていう感じで。
―お店は、どんなふうに探されたんですか?
お店は、こういう夜のお仕事の求人誌とかってあるじゃないですか!
―はい。
ああいうのじゃなくって、普通にお客さまが見るホームページを、いろんなアロマとか、回春とかで探して、で、お店の色がホームページにも結構出てるので。
―そうですね。
それで、ちょっと雰囲気の良さそうなお店を自分で探して、そっから連絡しました。
―職種的には、エステティシャンみたいな切り口で探して?
うん。そうですね。
―面接はもここの場所で?
面接は事務所です。
―最初、面接来られて、どんな感じでした?
え、やっぱ、前も違うお店でやってたんですけど・・・
―あ、そうなんですね。
でも、やっぱ新しいとこって緊張するじゃないですか!
―そうですよね。
でも、結構和やかな感じで、入りやすかったですね。
―お店の空気ってありますもんね。
空気、ありますよね、本当に。本当に場所によって違うんだなっていうのは、すごく感じました。
―そうですか。アロマイズムさんは面接されて、あ、いい感じだなっていう?
そうですね。結構しっかりしてて、自分の融通も利くし。
―特に、面接官怖かったりもなく?
ああ、全然。話しやすかったです。うん。ウフフ。
―分かります。
分かりますよね、雰囲気が。
―面接時間はどれくらいでしたか?
15分ぐらいでしたね。
―あ、本当ですか?早いですね
そんなに、うん。要所要所聞いたり聞かれたりで。
―前も違うとこでやられてたっていうことですけども、ここが何店目ですか?
はい、2店目です。
―以前のお店を辞めてから、こちらのお店はすぐですか?
間は空きましたね、ちょっと。もう、やめよう、そういう仕事はやめようかなってちょっと、お昼の仕事が忙しくなってきて、って、思ってて、でも・・・。
―でも?
やっぱり、稼ぎたいと思ったので。その間少し空きましたね。
―なるほど。このお店、あるいはこのお仕事を始められるに当たって、相談したり、話一緒にしたりする友達とかはいらっしゃいますか?
1人だけ、同じような職業をしてる子がいてその子にだけは話しましたね。
―相談できる人居るっていうの、大事ですよね?
大事ですね。
―ホームページ見て、面接来られて、実際働いてみて、書いてあった内容と大体合ってるんですか?
あ、全然。はい。そのままでした。
なんか、こんなんだったのに、とかいうことは全くなく。
―誠実な?
はい。ホームページで(笑)
―面接終わられて、もうすぐに入店されたんですか?
そうですね。早い時間に面接来て、そうですね、そのまま当日に。
―体入みたいに?
体入しましたね。
―そうですか。お昼間は、どんなお仕事なんですか?
そうですね。お昼間は、ウェブとカフェ関係の・・・。
―あ、そうなんですか。
お仕事をしてます。ウフフ。
―エステって、他の業種と違って、マッサージだとか、あると思うんですけど、お店で覚えられたんですか?
はい、講習受けて。女性の先生が居て、テキストとか作ってくれたりして、実技もマンツーマンで、しっかり教えてくれるので、よかったです。
―いいですね。
はい。 しっかり本当に、エステティシャンとしての技術も身に付くし、何回でも講習も受けれるので。
―エステも学べて、手に職付いて..
そうですね。その上お金がもらえる! それでホントに「資格取ろうかな」って言う子とかも周りに居たりします。
―なるほどですね。
―じゃあ今度はちょっと、お客さんのことを聞いてみたいんですけども、どんな人が多いですか?
お客さんは、大体20代後半から30代ぐらいが多いです
―意外と若いんですね!
ああ、そうですね。でも、結構おじいちゃんというか、年齢いかれてる方も、まあ、来ますね。幅広いです。
―アロマイズムさんの場合は、場所柄、高級なイメージありますけど、やっぱりお金持ってるお客さんが多いんですか?
そうですね。職業はやっぱり結構さまざまですけど、ちょっと、自分で会社やってる人だったりとかの方が多いですね。
―1回当たりのお給料も、多いってことですよね。
1回当たりのお給料も、はい。フフフ。
―お客さまとの面白いエピソードみたいなものありますか?
本当さまざまな性癖をお持ちの方が多いので(笑) 衝撃だったのは 本当、SM指向な感じの方がいて・・・
―ええ。
でもそんなハードなことはできないじゃないですか!エステですから・・
―そうですよね、マッサージ主体ですよね
そうなんですよ。受け身、完全受け身なので。たしかに結構Mな方が寄ってくるんですけれど・・
―M気質ですか?
やっぱ、「僕を椅子だと思ってください」みたいな(笑)
―!!?
そうですね。あといつも料理を毎回作ってくれる方とか居て・・
―料理ですか!?
プレー時間が本当に15分、20分ぐらいで終わって、あとはじゃあ、「きょうは何を作ろうか」って言って、ご飯を作って、一緒に食べるっていう。なんか、そうですね。寂しいのかなって方とか、居ましたね。
―いろんな人がいますね(笑)
いろんな人がいます(笑)
―嫌な思いをするような場面っていうのはそんなにないですか?
ああ、そうですね。このお店、金額も高めなので、基本的に紳士的というか、余裕があるというか・・
―分かりました。
―お客さまが空いたとき、ここが待機室になるんですか?
ここが待機室です。
―きれいな所ですね。広くて。
はい。
―ここではどんなふうに過ごされてるんですか?
ここでは、結構、何してるかな。待機室では、勉強したりとか、テレビ見たり。まあ、広いので、みんな結構自由に、寝てる人も居るし。近くに結構おしゃれなお店もあったりするので、外に出てご飯食べたり自由にしています。
―そうですか・・このお仕事の悪い点、辛い点はほんとにないですか?
ああ・・やっぱり、モチベーションが上がらないと、なかなかこう・・お仕事にも出ちゃうことはあります。
―ほんとは重労働ですよね。
そうですね。入ってくるお金はよくって、生活は潤うかもしれないけど、やっぱ、そこで自分なりに息抜きとかないと。
―自分なりのストレス発散方法は?
そうですね。ストレス・・1人でカラオケ行って発散します!
―分かりました。
―指名のお客様が多いと思うんですが、なんか自分なりの工夫はありますか?
自分なりの工夫ですか?何だろうな・・やっぱ年上の、自分より年上の方が多いですけど、あえてあだ名とかで呼ぶようにしたり、呼び合ったり・・でも馴れ馴れしいみたいに思う方もいるので・・・
―その辺のさじ加減?
そうですね。ちょっとずつ、敬語からこう・・・ 崩してって。
―親近感が大事?
そうですね、親近感を持ってやったりとかしますね。お名前とかその日話したことをメモして、帰ってから、きょうはこういうお客さんで、こういうことを話したっていうデータを一応自分の中で作ってます。
―あ、すごいですね!
で、次呼んでくれた時に例えば半年空いてたりしても、その時の話すると、すごい喜ばれるので。
―ああ、それは分かりますね!すごくうれしいはずです!
うん。「あら、本当に覚えてるの?」って言うから、で、「こういうこと話したよね」って言うと、そうですね。それが結構つながったりします。
―そうですね。名前覚えられると、ドキッとすると思いますよ。
うん。フフフフ。
―収入増えてくると、今までと生活は変わったりとかはしますか?
やっぱ少しは、うん、変わってきますね。でも、一応お昼の仕事もやって、感覚はずれないように、自分の中で保ってます。生活レベルは変えないようにしていますよ。
―ああ、そういうことですね。
はい。
―高額な買い物とかありますか?
あの、ブランドものとかにあまり興味がなくて。
漫画とかアニメとかは好きで、DVDとか漫画を大人買いしちゃうとかはよくあります(。 いまだ立ち読みもしちゃうんですけども。(笑)
―ハハハハ。
―教えていただけたらでいいんですが1日のお給料はどれくらいでしょうか?
ああ、1日。平均的には、3から5。まあ、多くて、7、8とかぐらいですね。
―7万、8万。そうですか!?
フフフ。はい。
―2日、3日働いたらOLさんの月収と変わんないですね!
変わんないですね(笑)
―自分の中では、あとどれぐらい頑張ろうとか、あとどれぐらいで目標に届きそうだとかありますか?
ああ、自分の中で、1000万ぐらいは、ためてたいなっていうのが、ハハハ。
―1000万!?
1000万ぐらい、貯めたい。あ、お昼のも合わせてですよ、もう。
―はい。
なって、思うんです。そしたら海外でゆっくり暮らせるかな、とか。ちょいちょい働きながら、向こうで、って思ってるんで、まだまだ遠いですけど。
―ホントは遠くないんじゃないですか?
(笑)そうですね。でもまあ、無理ではないかなと。着実にこう、貯めていってます。
―この仕事始められて、大谷さん自身が、「私こんなとこが変わった」ってあります?
こんなとこが変わった・・それは、良い意味でも悪い意味でもですか?
―そうですね。
悪い意味は、ちょっと人を疑うようになっちゃったとか。
―あら。そうなんですか?
うん。ちょっとだけ。でも、いい意味では、本当にいろんな職種の方、年齢の方と、やっぱコミュニケーションを取るじゃないですか・・だから、世の中を私は知れてるなと。
―ああ、世の中の勉強ができてる?
うんプラスになってるかな、とは思いますね。あと逆に、こういうお仕事をしてるから、お金の大事さもわかる!
―偉い。
いろんな人に会うから、積極的な部分も必要だし、コミュニケーションも身に付くし。人生いろんなところに生かせることがありますよね。
―そうですね。
―最後に、あの、こういった業界で働こうかなって悩んでる子がいっぱい居ると思うんですけども・・
はい
―そういった子たちに対して、何かメッセージいただけますか?
最初は自分もそうだったんですけど、すごい不安で、怖い、って気持ちがあって、でもやっぱり入ってみると、スタッフの方とか、とてもいい方が多くて、いっぱいフォローもしてくれるし、だから、しっかり目標があるなら続けていける仕事だと思います。
―悩まず一回、ちょっと電話してみなさいと?
そうですね。そしたらきっと開けてくると思いますね。
―そうですよね。分かりました。 ありがとうございました。
ありがとうございました。
―まあ、これからも、頑張ってください!
ありがとうございます。頑張ります!!